スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

反省するって難しい 2

2014.01.16 19:50|雑感
さて、この利用者さんが意識不明になる騒ぎの最中、
注射の介助を担当した同僚のKちゃんは
一度もこの利用者さんの顔を見に来ず。
もくもく淡々と仕事をし、「見たいテレビがあるから~」と
誰に謝ることもなく、時間が来たらさっさと帰って行った。
これに社長の奥さんと、処置をしていたおたんこなーすがキレた。

「ヒヤリハット、いや、事故報告をKさんに書いてもらう!」
社長の奥さんは、大声で言った。
「Kさんにはハートがない!ふつう、自分が担当した利用者さんが
意識不明になったら心配になるだろうに!!」
「必死になって処置をしていたナース達になんの言葉もないのか!」

Kちゃんはとても強い人だ。
理論武装で相手を負かすほどいつも自己擁護がしっかりしている。
Kちゃんの口癖は「私は聞いていない。私はそういう指示をもらっていない。」
だから、この件で社長から厳重な!!注意(つまりひどく怒られた)と
事故報告の書類の提示の指示があった時も
「私は部屋の窓から2回ほど寝ている利用者さんの状態を確認しました。
二人処置についているので人員的に私までかかわる必要性を感じませんでした。」
「夕食が遅れているという報告はこちらまで来ていませんでした。
いつものインスリン注射の時間だったので、注射をうつようにうながしました。
注射の時間をずらすような指示はもらっていませんでした。」
「看護師が医療処置を必死になってやるのは、仕事だからふつうだと思います。
大変だなとは思いましたが、普通に仕事していると思いねぎらいの言葉の
必要性を感じませんでした。」

等々・・・・

つまりは、「私は悪くない。そういう指示をしなかったそちらが悪い」
という理論をえんえんと始めた。
「書類は、書けというなら、書きます。が医療処置と発見時の状態は、
私は発見も処置もしていないので書けません。ふつう事故報告もヒヤリハットも
第一発見者が書くと思うので、発見した夜勤者が書くのが妥当だと思います。」
正論を振り回していた、そうだ。
そう、確かに、正論なのだ。
かなり情緒的ではないけど。

しばらくして、Kちゃんは私のところにきて愚痴り始めた。
「私だって、夕食が遅れていることを知ってれば、
注射うった後すぐに砂糖水を飲ませてたわよ。なんにも連絡もないのだから。」
でも、私がインスリン注射を担当した場合は、必ず必ず、絶対に
今、注射をうっていいタイミングかどうかを周りに確認する。
怖いのだ。インスリンがどんな薬だかを知っているから。

それで思い出した。Kちゃんがインスリン注射介助を担当して
利用者さんが大変な状況になったのは、前にもあった!!
Kちゃんは、その時も「そういう指示をしなかったそちらが悪い」と言い
全く反省していなかった、っけ。
同じミスをKちゃんは繰り返していた。

「やっぱり、Kちゃん、ヒヤリハット書いた方がいいよ。
こんなことがもう二度と起きないように。他の人が起こすかもしれないし。
Kちゃんがわからないところはそれを担当した人に聞いて書けばいいじゃん。
注射をうった時のことはKちゃんが一番よく知っているし・・。」
Kちゃんは意外だという驚いた顔をしていた。
仲がいい私がKちゃんの擁護をしなかったことに驚いた、らしい。
「書けっていうなら、書くけどさ。」
そう言い捨てて行ってしまった。
私も言ってはみたけれど。
そんな気持ちで事故報告書いて、果たして、反省しないだろうなぁ・・。
きっとまた、繰り返すのか。
Kちゃんが注射介助の時はそばにいて
必ず確認を促さないといけないだろうなぁ・・。
今の彼女に、あの利用者さんが経験した「つらい思い」を
想像しろと言っても、たぶん、無理だ。

心が傷つかない方法っていうのを昔読んだことがある。
それは「目の前で起きていること、
自分に向けられている言葉や感情は
自分とは全く無関係だと思い込むこと」だそうだ。
確かに強くなれそうだ。
でも、犠牲も多いような気がする。

介護職って、利用者さんの気持ちを想像する仕事だと
私は思っている。
だから、すごく傷つくし。
時に、すごく泣きたくなるし。

経験を重ねてからの反省って
難しいものなんだなぁ、と思う。
言い訳をしないでストレートに反省する新人さんの姿に
私も学ぶことがある。
初心忘れるべからず~ってこういうことなんだと思う。




スポンサーサイト

Comment

No title

>私は悪くない。そういう指示をしなかったそちらが悪い

こういう精神状態の人って羨ましいです。
この人は絶対にうつ病にならないし、
何があっても平気です。

でも傷ついたり泣いたりする、人間味のある人に、
私なら世話をしてもらいたいし、
友達になりたい。

Kちゃんは
指示がなければ
利用者さんが死にかけていても、
予定通りの仕事をするんでしょうか?

こういう人と一緒に働くmiraさん、
たいへんですね・・・・

宇宙人さん^^

本当にKちゃんのことは、時々すごーく
うらやましくなります。
強いですよ~この方は、すごく、強いです。
利用者さんから何を言われても、どんなに嫌われても
どんな事件があっても淡々と仕事をしています。
そして
前回私が担当したターミナルケアはぜんぜん手伝わなかったですね・・
「呼吸をしているだけなんでしょ~」と言ってました。

うらやましい反面・・
ああはなれないな~と思います。
ちなみに・・・
Kちゃんは仕事がてきぱきと早いけれど、
クレームも多いのです・・・。
非公開コメント

| 2017.11 |
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

mira

Author:mira
パートの介護職のへタレおばさん。
そして
ちょっぴりヲタクが自慢。
私の知識の80パーセントは
マンガからきています♪
(リンクご希望の際は、ご一報下さいませ。
そして、無断トラックバックはお断りしております。
TBの際にもご一報くださいませ)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ようこそ♪

本棚

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

ページトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。