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祈り

2011.12.31 20:50|雑感
あと数時間で新しい年ですね。

「がきつか」みてましたが、ちょっとチャンネル回して
紅白を見たら、
私の故郷の歌が流れていました。

「I love baby~ふくしま~♪
 ふくしまが
 ふくしまがすき~♪」

泣きそうになりました。


新しい年は

いい事がいっぱいありますように・・・

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逃げろ

2011.12.30 21:43|仕事
うちの施設に入所している男性の利用者様・G様
70歳になったばかりで、
身体のどこも痛いところはない。
少々エロい事を言って、さわぐ若い子を見て
ニヤニヤ喜んだり
精神障がいから幻覚を見てさわいだり
時々妄想から、かなり現実から離れた話をしたり
突然の性格変容があって暴力的になって
スタッフの首を締めようと襲いかかったり

そのたびに勉強会が開かれて
スタッフ同士で対応を話し合いました。
精神科での治療も並行して行っていましたが・・・

ある夜、もう2時過ぎだから、夜中。
夜勤の巡視の間の時間、部屋をそっと出て駐車場に行き、
1台1台ドアに手をかけ、開くかどうか確認し・・
そして、ある1台がロックされていない事を発見。
すぐに乗り込んでみると、ダッシュボードにキーが。
エンジンをかけ、ミラーを直しているうちに、
昔の記憶が蘇ってきました。
G様は車のセールスマンだったのです。
窓を開けてバックの確認をしていると
施設から何人かスタッフがものすごい勢いで走ってきて
その開いていた窓から手を入れました。
G様は急発進でバックし、スタッフを振り切り
すごいスピードを出して・・・去っていきました。
駐車場で尻もちをついていたスタッフは
事の重大さに気付いて、すぐに社長に連絡、警察に連絡
全国手配をお願いしましたが
警察は「身内の方からしか失踪届けは受け付けません」とのこと。
G様の唯一の身内のお姉様に連絡をつくまでの時間は
非常に長かったそうです。

次の次の日、Gさまは無事に発見されました。
何の事故もなく・・・
隣の県で、施設から50キロぐらい離れたところの
高速道路のSAで。
所持金は無。
PAやSAに止まりながら水を飲んでいたとのこと。
警察に社長が迎えに行ったところ
いつ盗ったのか・・社長のズボンをはき、
他の利用者様(女性)の靴を履いていて、
「どうして迎えに来た!!??」と顔を真っ赤にして
血走った眼をして問い詰めてきたそうです。
社長は「うちがあなたの居場所だから。」と言うと
G様は「いや、私は、もう、逃げなくては!」と・・
興奮しきっていました。
とにかく、食事をして薬を飲むと少し落ち着き
迎えの車に素直に乗るとウトウトして・・
そのまま施設に帰ってきました。

それから・・毎日毎日ず~っと窓の外を見ては
「逃げなくては・・・」と
独りごとを言っています。
スタッフの目をかいくぐっては駐車場に行き
車を1台1台ドアに手をかけてあいているかどうか
チェックしています。
「逃げなくては・・・」

G様の家は、今はもうありません。
多額の借金の為に売り払われています。

今日は特にG様は落ち着きがなくて
血走った眼と興奮した声で
「電話させてくれ、車を、車を返してもらうんだ。」
と電話の子機を握っては施設と駐車場を
行ったり来たりして、そのうちに近所へと歩きはじめます。
その度に
「とりあえず寒いから、暖かいところへ行きましょう。」
と声をかけながらつき添います。
「そうだね。」
7回も8回も外に出てつき添って、「寒くないですか?」と。
そして「そうだね。」と帰ってきます。
(外に出る前に引き留めると暴力的になる可能性があるので)

どうしたら、この方の心から「逃げろ」という声をなくすことが
できるのだろう?

受診してまた薬が強くなりました。
でもまだ、解決はしていない・・です。

かきぞめ?

2011.12.29 21:26|家族
今日は、今週唯一のお休み~
昨日は帰ってきて、へとへとでばたんきゅ~でした。
身体を休めなくては・・・ね。

子供二人揃って書き初め。
リビングいっぱいに新聞紙を敷きつめて書きました。
兄中3は 「生命の尊厳」
妹小6は 「創造する心」
だって・・・難すぃ~
もちろん!ふたりとも、書道を習っていないので
ものすご~くへたっぴぃ

その上、集中力がすぐ切れて・・目を離すと
めちゃくちゃなこと書いてます。
111229_102159.jpg

まじめにやらんかい!!

二人の書き初めが終わるのに2時間かかりました~
私はむか~し書道やってたので、ちょっと
子供の筆を取り上げて書いてみたんだけど、
やっぱりブランクありすぎてうまくいかないです。

その後はめずらし~く中3息子も小6娘も一緒にお買い物。
今回は、残念ながら息子が受験なので旦那の実家に行けず。
娘ちゃんと旦那だけ帰省します。
だから親戚に新年あいさつ用の手土産を買いこみ。
甥っ子姪っ子におもちゃのおみやげも買って・・・

そして、夕方に旦那と娘ちゃんは旦那の実家へ出発!!
初めての!!
息子と二人っきりの年末年始・・・と言う事で
手抜き料理炸裂しそうです。

ちなみに、今日の夕飯・・
111229_193333.jpg

ソースコロッケ丼。
え~と、私がやったことは・・
コロッケは、揚げました。
(ころちゃんコロッケのカレールーコロッケ。
おいしんだな~カレーのルーが入っているんです)
ソースは中濃とトマトケチャップと醤油を合わせました。
(割合は・・・てきとーです)
あとは・・キャベツ切っただけ!
これに
ブロッコリーサラダとちんげんさいのスープ。
終り!!へへへへ~

さて、大みそかも正月もなく仕事の山が
私を呼んでます。
「みらさ~ん、ヘルプお願いしま~す」

1日1日乗り越えて行かなきゃ。
ふぁいとぉ~!!

大掃除

2011.12.28 08:59|仕事
今週から、忙しさが増してきました。
家の大掃除は息子と娘にアルバイト~だよ~と
500円ずつ渡して手伝わせてなんとか
終わりましたが・・

職場の大掃除がただ今!ピークです。
なんて言ったって!普通の仕事をしながら
大掃除をするっていうのが、もう、パニック。

換気扇・蛍光灯・窓ふき・エアコン・家具磨き・・
施設の各部屋、住んでいる方に気を使いながら
「すいません、おくつろぎのところ・・
ちょっと、ここだけ掃除したいのですが、今、大丈夫でしょうか?」
と腰をひく~くして、でも、手早くやって。
何時までにどこまでやるという指示をこなしていきながら
時間になったら外へ訪問ヘルパーに早変わり。
「○○さんちまでヘルパー行ってきま~す!!」と車、ダッシュ。
帰ってくると「ディヘルプお願いします。」との声があり
ディサービスのヘルプをして。
え~い、大掃除が進まない、指示通りにいかない、どうしよう。

だんだんパニくってきて、
間違えて利用者さんの使っている段ボール箱を処分してしまい
利用者さんにみっちり怒られる始末。
「なんであの箱をすてたんですかぁぁぁ~!!」
「ごめんなさい、すいませんでした。本当にすいませんでした。」
ぐちぐち怒られること、20分。私、平謝り。
この忙しいのに、仕事増やしているぞ、私・・凹みまくり。
はぁぁ~

今日はこれから、施設の外側全体を水をかけて掃除。
いま流行りの!少ない水でも高い水圧で
ブヒャ~ときれいにするやつですね。
あれを外側からかけて窓も壁もきれいにしていく計画です。
びちゃびちゃになりそう。着替えが必要だわ。

でも、もう少しでこの大掃除も終わります。
そしたら歳神様を迎えるかざりつけもできます。

だから、もうちょっと。
がんばろっと。

クリスマスディナー

2011.12.26 21:06|雑感
クリスマスが終わりましたね~
前々から誰かに聞きたかったのですが・・

クリスマスとクリスマスイブ
どんなディナーが食卓にならびました?

うちの場合・・
イブには
スーパーのおすし
(スーパーと言っても元魚屋さんなので超うまい!!)
別のスーパーの中華総菜の詰め合わせ
(総菜がおいしくて有名なスーパーなの)
いつもならチキンなんだけど、
今年は娘ちゃん達のクリパで食べたから・・・

次の日のクリスマスには
おやつに全員そろってクリスマスケーキ~!!
じゃじゃじゃ~ん。
今年は地元のケーキ屋さんがお勧めのシンプルなもの。
(去年はノエルタイプで・・盛り上がらなった)

111225_160235.jpg

夜は、うどん鍋(具は豚肉と白菜・水菜・長ネギだけの手抜き)
(あまりカロリーを取らないようにしたのよ~)
それと、
どうしてもチキンが食べたい~!という子供の要望で
あちこち店に行ってみたけれど全くチキンはなくて・・
仕方な~く自分で作ったフライドチキン
もちろん、作り方がわからず、
「フライドチキンの素~用意するのは手羽元だけ~」を
初めて使ってみました。

いや!驚きましたよ~、この素、すご~く美味しい!!
111225_194349.jpg
(背景が汚ないのは・・目をつぶって下され
揚げている最中に撮影したので粉がその辺に散らばってます)
見た目、買ってきたものと変わらないし
衣がサックサック!!
油っこくもなく、塩やスパイスが効きすぎてないし。

私は声を大にして言いたい!
これなら、どこぞに予約を入れて
高い金を払わなくてもよいではないか!!


こういう「~の素」って日々進化してますね~!!


さて、疑問なのですが。
やはり、ケーキはイブに食べるのが正統派なんでしょうか・・?
皆さま、クリスマス当日(25日)は
やはり特別メニューなんでしょうか・・・?

ちなみに子供たちへのクリスマスプレゼントは
二人とも要望通り「図書カード」
息子ちゃんは、
今ゲームを買うとハマって受験がぶっ飛ぶそうで。
娘ちゃんは、
好きなマンガを思いっきり買いたいそうで。

「お母さん、サンタさんにプレゼントを頼んでおいて~
とかいう設定まだいる?」と息子が言うので
ため息が。
可愛くないね・・・

クリスマスの思い出・3

2011.12.25 08:20|雑感
そのエントランスで
笑顔でこちらに手を振っていたのは
なんと。

イケメン君だった・・・

ええ~!!$#%&@*===!!
なにそれ???

「みらさん、おつかれ~、主ねえさん、待った?」
「待ってないわよ。でも先に注文しちゃったわ。
パスタはラビオリにしたわよ。飲み物は、どうする?」
「3人なんだから、ワイン1本開けちゃおう。」
「そうね。白の辛口がいいわね~」

口をぱくぱくさせている私を無視して
二人で手際よ~く注文している。

なにそれ??はぁ??

ちょっと、待ってよ、イケメン君は新人だから
24~5ぐらいでしょ。
主ねえさんは・・リーダーより年上って聞いたから
53~4ぐらい・・・って30歳ぐらいの年の差???

すごい。
すごすぎるぞ=!!

とりあえず、ワインで乾杯して
「驚いた?」
「驚かせちゃってごめんね。」
と笑顔で言われて「・・いや、そんな、あ、大丈夫です。」
とわけのわからない返答。
「彼が経理に来てからすぐに付き合い始めたから、
まだ、7か月ぐらいなのよ~。」
「あ・・・そうなんですか。」

本当につきあっているんだ・・・
実はイケメン君は甥っ子で親戚なの~
とか言うオチを期待していたのに。
付き合っているのね。

すごいわ。
言葉が・・・出ない。


酔いが回ってきた主ねえさんが言うには、
若い派遣社員が来ると、
どうしても、どうしても、嫉妬心が出てきて
いけないと思いながらも、きつく当たってしまい、
それでみんな辞めて行っちゃうのよ・・・とのこと。
「みらさんにも結構きつく言ったわね~本当、ごめんね。
私、家に帰ってから、私、自分が嫌になって
その度に彼に電話して、反省して慰めてもらっていたんだけど
でも、次の日にはやっぱりきつくなっちゃって。ひどいよね。」
「俺は大丈夫だって言ってるのに。」
「だから、今日、謝ろうと思って、みらさんを呼んだの。
あんなにきつく当たったのに、辞めないなんて
すごいなって、まじめだなって、彼が言うし。
みらさんは芯の強い人だな~って、感心してたの。
本当にいままで、ごめんね。」

「・・・いや、ホント、何にも考えてない、鈍感なだけです。
鈍感で、気にしないタイプなんですよ。」
それ以外、何も言えないじゃないか~!
次の仕事が決まらないから、がまんしてました、
なんて言ったら、
何かを壊しそうだわ~はははは~

グランドピアノでの演奏が始まって
クリスマスソングが次々かかっていて。
見渡せば周りはカップルだらけ。
そしてここにはちょっと変わった3人組。

はぁ~、なんで私ここにいるんだろ??

主ねえさんの酔いは回っているようで
独りごとは、その間も続いていた。

彼が経理部に配属されてすぐに
彼から告白されたこと。
最初は断って、私なんか年だし、って断りまくっていたけど
何度も告白されて、その情熱に負けて・・付き合い始めたこと。
でも・・自分に自信がないから、いつも嫉妬深くなってしまい
キリキリして、そして反省して、彼が慰めてくれること。
いつか捨てられるって思いながらここまで来て
でも、今が、多分、今までで一番楽しいと言うこと。
「私は、いつもこんな自分が嫌で泣いて、
彼がいつも、このままの私でいていい、って言ってくれて。」
前の結婚生活も、自分が嫉妬深くてだめになった。
だからまた、ダメになるんじゃないかと。
時々、イケメン君が
「だから、俺は大丈夫だって、心配しすぎだよ~」なんて言って。

わかるな~女だから。その気持ち、わかるわ・・
私は嫉妬深くはならないけど
恋している時に、自分の言動がおかしくなっちゃって
自分が嫌いになるのは、すごく、わかる。

しかし~!!
はぁ~、この、イケメン君!!
わかっているのか~!!??
仕事にも真面目で、さわやかで、評判も良くて
その上イケメンで、若くて、そして、
こんなおねえさんを毎晩のように泣かせて!!
どんだけ罪作りなんだよ!
遊びで主ねえさんと付き合っていたら
ゆるさね~ぞ!!

「このことは、くれぐれも!内密にね。」
「わかってます、はい。」
そう言って店を出て二人と別れた。
別れたとたんに、酔いが突然襲って来て
私はふらふらと家路についた。
変な一日だよ、今年は変なクリスマス。
もう~!!驚くようなことはいらないよぉ。



そのあとも、主ねえさんは、職場では
白いとっくり(死語)を来た主おばさんで
相変わらず職場でミスを見つけては相手かまわず、怒っていた。
それを見ると、
あの日の事は、幻覚だったんじゃないかって思うぐらい
普段となんの変わりなくすごした。
2回ぐらい主おばさんとお昼を食べたけど、
この話は出なかった。
私は次の年の3月の終わりにすべての打ち込みを無事に終え
(計画通りだった)契約満了、で去ることに。
最後の日、主おばさんは泣きながら、
私の好きな画家のポスターをくれた。
「あなたなら、どんな職場でも大丈夫よ。頑張ってね。」
うれしかった。
いまでも、この言葉を時々思い出す。
私はどんな職場でも大丈夫なのかもしれないな~


それから、クリスマスを過ごすたびにこの事を思い出す。

この二人はその後どうなったんだろ??


今、それから20年近くたって、主ねえさんに近い年になって
年を重ねたからゆえの、若者に対する複雑な気持ちや
寂しさや不安が少しわかってきたような気がする。
彼女が今
ハッピーなクリスマスを過ごしていることを祈ってやまない。


さて、みなさま、読んで頂いてありがとうございました!

よいクリスマスをお過ごしくださいませ・・・

クリスマスの思い出・2

2011.12.24 07:38|雑感
経理部の主おばさんさんに話があると言われ、
悪いことばかり頭の中を回っていた。
あれかな?いや、あれはなんとかなったし・・
このまえのあれはだいじょうぶだったし。
横のデスクの、できる君に
「わたし、なんかやった?ミスしてたら教えて」
とメモを渡すと首をひねって
「いや、みらさんじゃないよ、イケメン君が」

その時、主おばさんの声が!
「イケメン君!!これは、何??!!
間違いが多いわよ!!ちゃんと見直しているの??
経理部に配属されてもう半年以上たっているのよ!
何回同じミスを繰り返すの?何をやっているの??!!」

こわ~・・・・

いやいや~イケメン君はよくやっていると思うよ。
自分が納得するまで毎日遅くまで残ってやり直して。
仕事は少々遅いけど、1時間おきに化粧直しをする
チャラ子さんよりよっぽど真面目だし。
こんなに怒って、イケメン君が会社辞めたらどうするんだよ。
もうちょっと、イケメン君の努力を認めてあげられないかな~
まだ1年もたってないんだし。
なんて言えるわけないな・・

私に話って、もう、想像がつかない。
やっぱり今夜は忙しいって断ろうかな。
いや、このタイミングじゃ変だよ~

そうだよ、嫌なことは後のばしすると重症化するしな~
何か私やったとしても、なんだかわからないけど
会社首になるだけじゃん!

だんだん、腰が据わってきた。
矢でも鉄砲でも持って来いだ!!

でも、やっぱり、こわ~・・・


そして、腰を据えながらも、おそるおそる。
指定された待ち合わせ場所に行きました。
多分、片思いの人と待ち合わせしても
こんなにドキドキしないだろうと思うぐらいドキドキ。
もう、帰っちゃおうかなぁ~怖いよ~

「待たせたわね~」と現れた主おばさん。
思わず、呼吸が止まった。
ぬ、ぬしおばさん??

そこに現れたのは・・
シルバーグレーの毛皮!!のロングコートをまとい
アップにしていた髪をおろして、
ゆるいカールをふわりとなびかせて
少々濃いめの化粧をした・・おばさんが!
モスグリーンの上品なワンピース
胸元のゆれるシングルダイヤ
黒のピンヒールに黒いラメ入りのストッキング。
おばさん・・というより、おねえさんか?

ええっぇぇぇぇ???
さっきまでの・・・
着古した白いとっくり(死語)のセーターと
黒いひざ丈のスカートに肌色のストッキング
そして化粧っけのない姿とは全然違う。

「驚いた~?私ね、会社では全部着替えるの。
ぜ~んぶ。靴下も、下着もぜ~んぶ。会社の臭いを
付けて歩きたくないのよ。
実はね、あの会社の3階に
広い更衣室があるのよ。制服無くなっちゃったから
誰も使わなくて、私一人で使っているの。」

「あ、そうなんですか・・」
にしても、変わりすぎだわ・・・!!

「じゃ、行きましょう。この近くに店、予約しているの。」
もう、ついていく以外の選択肢はない。
セーターにジーパンの私。
毛皮のロングコートの主おばさん、いや、主ねえさん。
本当に帰りたくなってきた・・・

入っていったのは、店内少々ライトダウンした
趣味のいいフレンチイタリアンの店。
BGMにちいさな音で「ホワイトクリスマス」が流れていて。
通された席の隣にはグランドピアノと
小ぶりのクリスマスツリーがシルバーに統一されて飾られていた。

「予約を早めてごめんなさいね。」
と主ねえさんと店員さんが話していて・・・
予約を早めた??はぁ??どういうことじゃ??
なんて思って、でも、余計なこと聞けない~、
と黙ってメニューを見ていると
「好きなもの何でも頼んで、今日はおごるから。」
ええ~、余計に怖いんですけど!!
「飲み物は・・チンタオで。あとはよく~わからないので、
そちらがお勧めのものをお願いします。」
そう言うのがやっと。
(あとからチンタオを頼んだのは場違いだったとひどく反省)

「話って何ですか。」と聞く勇気が出ない。
黙っていると主ねえさんが
「今日の昼、イケメン君と話してたでしょう?何を話してたの?」
まさか、あなたの悪口と、言えない。
「いや、仕事大変だね、とか、頑張ってるねとかそんな事です。」
「ふ~ん。」

もしかして、「あなたが私の悪口言っているのわかっているわよ!」
とか言う展開なのか??ひえ~・・・やめてくれ~

しばらく、沈黙して
「ね、みらさんは、恋人いるの?」
「え・・ま・・いちお・・」
(その時今の旦那とつきあっていた)
「そうなんだ。」
なんだ??なんだ??何が言いたいんだ??
「ねぇ、みらさん、知ってる?できる君ね、隣のチームの
美人さんと来年結婚だって。」
「あ、知ってます。」
「それからね、チャラ子さんも社内恋愛中なんだって。」
「あ~チャラ子さんから聞きました。」
「みらさん、4か月でいろいろ知っているわね~」
これは、派遣社員の特権だった。
社内恋愛の話はどこの社でもタブーで、でも、みんな話したいらしく
「黙っててね。」なんて言いながらうれしそうに話してくれる。
だから、だいたいすぐに内部事情通になってしまう。
そんな話をすると、主ねえさんは楽しそうだった。

「そうそう、今ね、もう一人来るから。」
主ねえさんはうれしそうに言う。
ええ??誰だよ??なんで??
「もしかして、私、お邪魔ですか・・」
「まさか、私が誘ったのよ、・・・あ、来た。」
振り返って、エントランスを見ると、
そこにいたのは・・・


長くなったので、次に続きます。
ひっぱって、ごめんなさいm(__)m

クリスマスの思い出・1

2011.12.23 09:50|雑感
私がこの時期必ず読む小作品があって
それはトルーマン・カポーティの
「クリスマスの思い出」。
村上春樹さんが翻訳し、あの山本容子さんが銅版画の挿絵をしてる
とてもチャーミングな本です。
内容は・・
とてもピュアでイノセントなおばあさんと犬と少年の
クリスマスを迎える準備の話。
フルーツケーキを作ったり
もみの木を誰も知らないような森まで行って切ってきたり
そしてそれを飾りつけたり
プレゼントを用意したり・・・・
どれだけクリスマスが特別なものだったか!がすごく伝わってきて
そのイノセンスさに切なくなります。
短い作品ですが、味があって何度でも読みたくなります。

そして。
話変わって・・・
私のクリスマスの思い出。
いつもこの時期に思い出す、
あまりイノセンスではない思い出があります。

昔、私はそのころ、派遣社員として事務職をしておりました。
派遣されたのが、誰もがその名を知っているような
超!大手のメーカーの経理部。
とても大きい会社だったので、経理と言っても、
ひろ~い自社ビルの2フロアぐらいありまして、
私がいたのは経理部○○課第一××部門△△チームというところ。
そのチームには、
怖いけれど尊敬できるチームリーダーおじさん(50代半ばぐらい)
経理一筋20年!という経理部の主おばさん(50代ぐらい)
入って5年目のできる君
新入社員のチャラ子さんとイケメン君、という5人がおりました。
私の仕事は
ただひたすら~ひたすら~数字の打ち込み。
システムを変更するとかで、いままでの(軽く15年分ぐらいあった)
業績の数字を打ち込むこと。
もう一人いて2名派遣されたのだけど、
毎日ただ打ち込むせいで目も痛くなるし肩も凝るし、
それよりも何よりも!この主おばさんが怖かった!
打ち込みのミスをチェックする係りなんだけど
一つでもミスがあると
「何をやっているの?!数字は経理の命なのよ!
お金払って雇っているのだから、しっかり働いてちょうだい!」
とフロア中に聞こえる声で怒られました・・・
イケメン君(ケインに似ていた)もチャラ子さんも
毎日のように怒鳴られ、怒られておりました。
主おばさんはとても痩せていてきつ~い目をしていて
まるでマンガに出てくる「キリキリおばさん」のようで、
本当に、怖かった。
私もやめたかったんだけど、なにせ次の仕事がない・・・
それでも、4か月ぐらいたつと内部事情もわかってきたし
皆タメ語で話すようになって
できる君やイケメン君が私の仕事を手伝ってくれたり
チャラ子さんとお昼食べて恋バナしたり。

ある日、偶然にイケメン君と喫煙所で一緒になり、
主おばさんの話になった。
(その時は私もタバコ吸っていた)
「4か月も続いたのは、みらさんが初めてだよ。
あの主おばさん~怖いからさ~派遣は皆辞めるんだよね。
ちょっとでもミスがあると、説教長いし。
チームリーダーより年上らしくてさ~リーダーも
何も言えないんだよね~」
へぇ~やっぱりね~
あの主おばさんに対抗できる人はいないのね・・・怖!
そして喫煙所から帰ってきて午後の仕事を始めるか~
と言う時に
主おばさんがやってきて
もしかして・・・私、またなんかやった??と思っていると
「みらさん、今夜、ヒマ?一緒に食事しない??」

ええ=!!ちょっと、怖いんですけど。

「ひ、ひまですけど・・・」

主おばさん、ちょっと深刻な顔して

「話があるのよ。じゃ、7時ごろね。」

やっぱり、私、なんかやった・・のか??

その時はもう12月も中旬。
街にはクリスマスソングが流れておりました・・・

長くなりました、続きます。

夕暮れ症候群

2011.12.21 21:05|仕事
前にも書いたと思うが(「叫び」という記事で)
夕方になると家に帰りたいと叫びだす
利用者さんがいる。
「家に帰らせて!」
「どうしてみな、嘘ばかりつくの?
今すぐ、家に電話して、迎えに来てもらって!」
でも・・・もちろん、息子さんがこの方を虐待しそうだと
自分で言っていて、ここに緊急であずかっているので
帰すわけにはいかない。
「夜ごはんを食べたら、送っていくからね。」
社長がそう言ってなだめているので、スタッフ皆
統一してそう声をかける。
「夜ごはんを食べたら、送っていくそうですよ。」
こう言うと少し安心する・・・けど
相手は記憶が長く続かない病気だから
約3分後に同じことを、強~い語調で聞いてくる。
「いつ帰れるの?!家に電話して迎え来てもらってよ!!」
そして同じ答えをする。「夜ごはんを食べたら・・・」
多分、家族が相手をしていたら本当に
虐待がおきてもおかしくないなと想像する・・・
なにせ、3分おきに同じことを何度も何度も聞いてくるのだから。
それも、かなり強い語調で、相手を責めまくる。

今日、その利用者さん、うちのスーパー新人さんの
スタッフの手を握って、
「もう、離さないよ!家に電話して!
迎え来てもらって!あんたたちはウソばっかり!」
とつめよっていった。
新人さんは、前からこの利用者さんから逃げ回っていたから
さて、どうなるかな~とちょっと離れたところから見ていると
「みらさ~ん、みらさ~ん、ちょっと、助けて=!!」
利用者さんが彼女の手首を強く握って、
彼女はそれを無理に取ろうとして
でも、利用者さんは「もう、離さないから、みんなで逃げ回って!!」
と離さない。
私はそばによって
「○○さん(利用者さんの名前)、この子の手を握ってもいいことないですよ。」
と言って、そ~っと利用者さんの手をほどき、その間に
新人さんは抜け出して、わ~っとホールから逃げ出した・・
「○○さん、どうしました~?怖い顔してますよ。」
「だって、皆逃げ回って・・・私は帰りたいんだよ!電話してよ。」
まさか、息子が母親の顔見たくないからここにいるんだよ、なんて言えない。
「夜ごはんを食べたら、送っていくと聞いてますよ。」
「ウソついていないだろうね!!」
ウソではない。夜ごはんを食べたら、この方の部屋へ送っていくのだから。
「夜ごはんを食べたら、送っていくと聞いてますよ。」
「そうか・・・本当か?」
「本当です。夜ごはんを食べたら。」
すこし、落ち着いた様子。
でも、約3分後に
「帰りたいんだけど!!電話してよ!!迎えに来てもらってよ!!
ちょっと、あんた!!」と私を呼び止める。
「大丈夫ですよ、夜ごはんを食べたら・・・。」
この会話を続けながら、仕事をつづける。

ホールから出ると、さっきの新人さんが隅で泣いていた。
「うっ・・うっ・・・怖い・・・」
その肩を少しなでて、「あんた、よくやったよ。」と声をかけた。

そうかもな。
職業病なのか・・・
こんな風に、何回も何回もしかも攻撃的に聞いてくる方に
普通の人なら「うっとうしい」とか「やめて」とか「怖い」とか
思うのかもしれない。
でも、この仕事をやっている人ならわかると思うけど
「この方が落ち着いて下さるにはどうすればいいのだろう。
どんな声掛け?どんななだめ方?どんな風に気持ちをそらしたら・・」
ばっかり考えて、あまり自分がこの方をどう思うかを考えない。
だから、嫌いとか怖いとかうざいとかと言った発想はあまりない。
何回も同じことを聞いてくるほど
この方の不安が強いんだな、納得されていないんだな~
さて、どう安心させよう??と思いめぐらす。
でも、
もちろん、多分、これが休みなしの24時間だったら・・・・
家族介護だったらきっとおかしくなる
・・・仕事だからできること。

だいたい・・15分後ぐらいで
その新人さんが大きな声で、ホールに戻ってきた!
「すいませんでした!みらさん、
どこまでトイレ介助終わっていますか?私、やります!!」

私は~正直、すご=く嬉しかったよ~!!
もう彼女帰ってしまうかと思っていたから!!
「じゃ、△さんのトイレ介助をお願いします。」
本当にうれしかったよ~!!(涙)

こうやって修行を重ねて
新人さんには大きくなってほしいなぁ・・・
自分の気持ちよりも
利用者さんの気持ちを想像できるようになってほしいですわ。

ちなみに、この利用者さんは
夜ごはんを食べたら、薬を飲んで
食休み~と称して横になると・・朝まで寝るそうだ。
「帰る」も「電話して」もなく。

いわゆる夕暮れ症候群なのかもしれない。

いめちぇん~♪

2011.12.20 21:20|雑感
ボーナスを頂いたので、
自分にクリスマスプレゼントを考えまして、
メガネを買っちゃいました。
(私はメガネおばさんなんです)

今までのメガネは、こんな感じ。
111220_161901.jpg
モデルはアンディくん。
(スヌーピーの兄弟で私の相棒!スヌーピーより全体的に茶色なんです)
茶系のセルのメガネです。
きついイメージにしたくなかったので、肌に近い色を選んだのです。


そして、今回買ったのが、こんな感じ。
111220_161959.jpg
いま流行りの!上の部分がシームレスタイプ。
これに憧れていたのですよ~(^_-)-☆

さてさて、家族は変化に気がつくか~??と実験。
結構イメージ変わったから、気がつくと思うんだけど・・???

娘ちゃんは学校から帰ってきて、すぐに
「おかーさん、わ~、メガネ違う!見せて見せて~」
と予想通りの反応。
旦那も帰ってくるなり、
「おおお~おお~、見慣れね~!違うな~!」
・・・うちの旦那は、髪型が変わったり、服が変わったりするのには
すぐ気がつくのですが!!
決してこちらが喜ぶことは言わない。
見慣れないとか、違うとか、似合わないとか(怒)
失礼しちゃうわ~昔から。
でも、まぁ、もう慣れているので、この反応も予想通り。

問題は息子。
帰ってきて「塾に行く前に何のパン食べる?」とか
「体操服に穴開けたな~アンパンマンのアップリケ付けるぞ!」とか
「エアーサロンパス、略してエロンパス。」とか
何度も何度もわざとらしく顔を覗き込んで話しかけても、
目を合わせて話しかけても
全く・・・気がつかない。
旦那がネタばれすると、驚いて
「ええ??まじかよ?全然気がつかなかった!なんだよそれ。」
それは、私のセリフじゃ。

きっと息子は・・・
将来奥さんに怒られるんだろうな~
「今日美容院行ってきたのに!なんで気がつかないの???」

まったく、なんで気がつかないかな~!!

それにしても、我相棒のアンディ君が
こんなにメガネが似合うとは思わなかったわ・・・

源氏物語

2011.12.19 09:24|エンタ
先週平日の休み、予定していたことが
ドタキャンになったので、
午前中まるまる空く!わぉ!ラッキー\(◎o◎)/!
ということで・・・
小掃除もせず、またまた映画を見に行ってきました。
(ふら~と一人で行っちゃうんです)

見てきたのは
「源氏物語 千年の謎」
へへへ~生田斗真さん、嫌いじゃないです。
超~イケメンと言われているけど、
顔はそれほど好みじゃなくて(個人的感想!!)
この方演技がすごく自然で、いいな~と。
(「シーサイドモーテル」という映画を見てから
わりと気になっている)
それに、あの狩衣姿~似合っているわ~・・
あれが似合う若手俳優さんは少ないかも?
でも~源氏の世界の映画化なんて~うまくいくかな~
とあまり期待せずに行きまして。

それで、内容だけど・・・
映画、しょっぱなから、男女絡み合い!!
最初からこれかい?!ってな感じ。
そりゃ・・源氏だからな・・・子供とこなくてよかった。
全体的な私の感想としては
六条御息所がすご~くよかった。田中麗奈さん!!
私のイメージでは、源氏物語では
六条御息所はもうちょっと年上な感じだったけど
いやいや~田中麗奈さんすごく、いい。
目線一つで源氏へのあつ~い束縛感が出ていて、
他の女性陣(夕顔や葵の上など)よりも存在感たっぷりです。
生霊となる場面も~おお~ここまでやるか~!って感じ。
rena364.jpg
迫力が・・・まじ、怖いっす。

それから、生田源氏ももちろん良かった。
うん、源氏ってかなりの「肉食」!!
インタビューで生田さんが「ラブシーンは格闘技のようです」
と言っていたけど、ホント、あの衣装じゃ、大変だわ!!
でもね、その衣装が素晴らしい。
私なんか、演技やストーリーよりも
衣装と衣擦れの音に惹かれましたよ~。
独特な刺繍を施した衣装、そして上品で情感がこもった衣擦れの音。
この世界観、すご~くよいわ~・・・
そのほかは。
紫式部の中谷美紀さんは・・
ドラマ「仁」を思い出しちゃって、ごめんなさいでありんす。
でも、藤原道長が東さんだったのはいいかも。
尊大で少々いや~なイメージが良く出ていました。

不満だったのは・・「安陪晴明」が窪塚洋介さん・・・
陰陽師シリーズのファンの私としては・・
声を大にして言いたい!!
晴明は野村萬斎さんだろ~!!
それ以外はありえないぞぉ。

というわけで。
生田さんがなかなかよかったので
次にヒマが見つかったら、生田斗真さん主演の
「人間失格」を見ようかと・・次の課題ができたのでした。

いいわけとわがまま

2011.12.19 08:35|雑感
ええっと・・・
前回の記事に関して
こちらの想像を超えた反響を頂きました。
ありがとうございます。

私は自分の理想論を
ただ・・・ブルンブルン振り回しているだけ
なんです。
ご期待に添えなくて、すいません。
きれいごとを並べて力説してしまうような
そんな、ちっちぇ~人間なんです(自覚はしている)

この私のブログは
言いたいこと・思いついた事を
自動筆記的に・・・頭と言うより
手が勝手に、あまり考えなしで
書いております。
それゆえ、自分の小ささをせきらら~に露呈しています。

だから、例えば
このブログで「はぁ~?ありえね~」と思うような記事が
ありましたら・・・
「このちっちぇ~人間からはこう見えるのね~
私はそうは思えないけど、そういう人もいるかもね。」
といった、一つの違った視点として読んで頂けると
嬉しいです。

以上
いいわけと
我ままを申し上げました。

それでも・・記事を読んで頂いて
反響が頂けるのは、とても幸せだと思っております。
そのおかげで、自分の器が少しずつ大きくなるのかな~
そんな風に思っております。

ありがとうございました。

汚いな・・・私

2011.12.16 09:30|雑感
先日、あるブログを読みました。

「私は施設勤務の介護職だが
ある利用者に毎日イライラしていた。
そしてとうとうその利用者を叩いてしまった。
その利用者は、他の利用者を突き飛ばして歩くような
他人にいつもわざと迷惑をかけるような人。
でも、そんなにひどく叩いてはいない。
だからもう、その利用者とは一線引いて付き合おうと思う。」

だいたい、こんな内容でした。

そして、寄せられたコメントのほとんどが
「それは虐待です。自覚しているのでしょうか?
相手は病気の人なんですよ。」
「どんな理由があるにしろ、利用者に暴力はいけない。」
・・・・等々。
この方の行為に対しての批判の山。
もちろん、それが正論です。

でも。
こういうのを見ると、いつも思う。
この告白をした人が
暴力を正しいことだと思っているとでも
思っているんでしょうか?
この人が後悔していないとでも
思っているんでしょうか?
なぜ??なぜ???
この人が、なぜ暴力行為にいたったかの理由を
なぜきちんと聞こうとしないんでしょう??

叩いてしまった事は、虐待だと私も思います。
暴力で、相手に自分の言う事を聞かせる事が
正しいと信じている人がいれば・・
それは、単なるテロリズムだと思っています。
そんな事は私だって絶対に許せない。

私が言いたいのは・・そういう事ではないのです。

なぜ、暴力に走ってしまったか、の理由を
どうして皆聞こうとしないのだろう??ということ。
どうして手を上げてしまった人の気持ちに
寄り添おうとしないんだろう、ということ。
気持ちを、理由を知ろうともしないで
一方的に「虐待反対」と言うのが正論なら
私はその方たちに聞きたい・・・・

あなた方は・・・例えば
年老いた認知症の母親の介護に疲れ
涙を流しながらその母親の首を何度も締めようとして
一緒に死のうとして、でもできなかった・・
そう告白する息子さんに向かって
「親の首を締めようとするなんて虐待ですよ。
自覚していますか?」
なんて言葉をかけるのでしょうか?
息子さんの話も聞かずに
正論を振りかざして説き伏せようとするのでしょうか?

ご家族と介護職は違う、と言うのなら、
ご家族や利用者さんの心には寄り添おうとするのに
どうして
同業の介護職員の心には寄り添おうとしないのか?
その理由は何なのでしょう?
介護職員は、「自己覚知」の必要性を知っているはずだから
自己抑制ができないのが悪い・・と言うのでしょうか?
ならば、どうして
それを責めるばかりで
改善策を一緒に考えようとしないのでしょう?
介護職の基本中の基本「傾聴」「共感」は職員同士では
どうして行わないのでしょう?
生活の中だろうが、仕事だろうが
介護という、少々ストレスがたまる事をしている事には
違いがないはずではないでしょうか?

私と同じような思いをもっと明確に、ブログに文章化している方がいらして、
私は共感のコメントをし、
そして沢山のコメントが寄せられていました。
その中のある方のコメントを見て少なからず驚いてしまった。
「虐待ありきで話をしたくない。」
虐待は、現実にあるんです。
あるから、その原因を突き止め対処しなくてはならないんです。
あるから、改善策を考えて行動しなくてはならないんです。
違いますか??
そして「一度でも手を上げたものは介護職を去るべきだ。」
そうやって、排除すればいい問題なのでしょうか???
では、手を上げたくなる気持ちを抱えて、
そんな気持ちを排除できずにイライラしながら
そしてそんな自分を責めながら仕事をしている職員の気持ちを
誰がすくいあげると言うのでしょう??


私は、大学生のころ
1年間「幼児虐待」をテーマに研究した事があります。
最初虐待をテーマにした時、論文の結論は決めていました。
「子供の悲鳴を聞こえない親が悪い。」
でも、何人かの実際酷い虐待を受けた子と会い、
養護施設の方と話をして・・その結論は非常に偏見に満ちたものだと
思い知らされました。
親には・・虐待をしてしまう理由が必ずあって。
そしてその理由はだいたい、とても共感できるもので。
いい親になろうとして必死で、その方向性を正すことなく
走ってしまった方がほとんどでした。
虐待をしてしまう人は・・・つまり
自分とは違う「あちら側」の人ではないんです。

私は決して、
虐待は仕方がないことと言っているわけではないんです。
虐待された子たちをみて、その話を聞いて・・・・

タバコを押し付けられた跡が無数ある腕や
ガスレンジで焼かれた髪の毛
監禁されて言葉を失ってしまった無表情の顔
それでも母を求めている姿

そんな姿を見て
虐待は
絶対におこってはならない事だと思っています。

だからこそ、理由を明確にして対処しなければならない。

だからこそ、気持ちに寄り添わなくてはならない。


実は、一番腹が立っているのは、自分に対して。
この記事を・・この思いを
そこにアップできない卑怯な自分。
アップしたら、確実に炎上するのがわかっているから。
これ以上トラブルをおこしたくないから。

汚いな・・・私。

風が吹いたら

2011.12.14 16:39|雑感
もう、4年ぐらい前かな。
私の父ががん宣告を受けてそれから、
ネット上でもがん闘病のブログを読みあさるようになって。

そして出会ったのがある方のブログ。
私より10歳以上も若くて、ラブラブな彼氏がいて。
そして、とてもかわいらしい人だった。
とてもおちゃめなブログで
例えば金魚にリボンを付けたくて
水槽にリボンの絵を描いて
その前を金魚が通る瞬間を写メしようとしたり。
何度もコメしようと思ったけれど
彼女が体調が悪いことを考えると
負担になるかと・・それでもほとんど毎日ロムしていた。

ある日みた記事で驚いた!
「風力発電の風車が好きなの~」
とある笑顔の写真、それは私の家のすぐ近くだった。
ここまで彼氏と二人旅行に来ていたそうだ。
私はすご~く親近感を覚えた。

「風が吹いたら、風車は回る。
当たり前のことだけど、その回る姿、美しいね。
風に逆らわない。
自分の運命には逆らわないね。
目の前の現実から逃げないようにしなくちゃ。」
多分・・・・本人はブログには書かないけれど
体調はかなり悪かった様子だった。

その後入退院繰り返している様子で
長いこと更新がなくて、心配で、心配で。


そうしてある日・・・更新された最期の記事。
私が今でも鮮明に覚えている記事。

「主治医と話したけれど
どうやら、ブログを続けられないみたい。
今は胸水がたまって話せないけど
ブログは私の命綱だから、携帯で最期の更新をします。
いろいろ借りたものは彼が
私の葬式後にきちんと返すようお願いしました。

今は、不思議と怖くないです。

今本当に幸福で…なんと言っていいか?わからないのですが、
こんな気持ちで最期が迎えられて良かったと思っています。
皆さん本当にありがとう!

そしてできるなら皆さんの不安な気持ちや嫌な事、
病気を私が持っていけたらなぁ~?と思っています。」

初めて
私は人のブログを読んで
泣いた。

このブログから一週間後に彼女は風になったそうだ。


職場への通勤路から
風力発電の風車が並んでいるのが見える。
ゆったりと、ゆったりと回っている。
それを見るたびに、彼女の笑顔の写真を思い出す。

風が吹いたら
風車は回る。
当たり前のことだけれど。

うふふ~♡

2011.12.14 14:37|仕事
言っちゃおうかな?
あんまり人に言えないから、言っちゃおうかな?

うふふ~♡

ちょっと、うれしい~うふっ
いやいや、サプライズの分、うれしさ、倍増♡

言っちゃっていいかしら~?
うふふふ~♡

時給がちょっぴり上がったの~♪
そして~なんと~♡

ボーナスが出たの~♪
社長のポケットマネーから、金一封だって!
2万円なり~!
すご~くうれしい~(*^_^*)


さて、明日はこのディ最大の行事
クリスマスパーティ。
出し物の手話合唱をまだ全部おぼえてない・・・
練習!練習!

がんばるぞぉ!!
(ああ・・この単純な性格・・・)

これからだった

2011.12.13 10:02|仕事
昨日、事業所によってから訪問に行こうと思ったら
サー責からの言葉。
「あ、Sさん・・・
Sさんね、昨日の朝、亡くなったんだって。」
え???
「朝ね、同居しているお母さんが
冷たくなっているのを見つけたんだって。」

Sさんはまだ60代で、知的しょうがいを持っていて
90になる母親と暮らしていた。
母親は長男夫婦と暮らしていたが、
施設に入れてしまった娘が不憫でならなくて
強引に長男の家の庭にある離れに娘を引き取り
二人っきりで暮らしていた。

ただ、やはり、環境的にも体力的にも
二人暮らしは無理があった。
両足が動かないSさんを、90になる母親が強引に引きずって
トイレに連れて行くような事が続けられるわけはない。
排泄物がしみこんだ畳はふにゃふにゃになっていた。
布団からこたつから、吐き気をもよおすほどの悪臭。
食料だけは長男が届けていたが。

でも二人暮らしを反対し続けた長男の助けをそれ以上
借りる事ができず。
訪問ヘルパーが入ることになっても、その母親は
それも拒否続けていた。
「私たちは二人で生活できるんだから
放っておいてほしい!」
だから、まず、外部の人が入るところから、
ヘルパーになじむところから始まった。
「顔を見に来ただけですよ~。」
と言いながら、Sさんのおむつ交換をこっそりやったり。
Sさんはとても温和な方だったが、
夜になると何度も何度もこの家を脱走しようとしていた。
施設暮らしが長く、この生活になじめない様子だった。
両足が動かないSさん、這いつくばって玄関からでて
顔じゅう擦り傷で血だらけだったこともあった。

それでも3か月ぐらいたって、
少しずつヘルパーにも慣れて頂いた様子で
行けば相変わらず「早く帰れ!」なんて言うけれど
でも、「S子はあんたが来ると笑う。」と言って下さった。

ようやくここまで来た。
その矢先だった。
これからだったのに。

もっと、Sさんの笑顔が見たかった。

合掌。

叫び

2011.12.12 10:54|仕事
新しい利用者さんが施設にいらした。
自宅で介護していた息子さんが
ケアマネさんに泣きながら言ったそうだ。
「このままでは、俺はおふくろを殺してしまう。
気が狂いそうだ。」

このおばあさんは、足腰もとても丈夫で
トイレも見守りのみで一人で大丈夫。
ただ、1分おきに同じことを聞いてくる。
「私は今日家に帰れるの?え?ちゃんと答えなさい!」
「どいつもこいつも!私をどうする気?」
家に帰れません、と言うと、半狂乱になり
スタッフの腕を痣ができるまで握り、
「なんでよ!なんで帰れないのよ!
帰りたい、帰る!淋しいのよ!淋しいのよ!」と
と絶え間なく、大声で叫び続けるので
「夜ごはん食べたら、送ります。」と答えるようにしている。
・・・覚えていないので。
そう答えると、いったん落ち着くので。

この方、実は前にうちのディに来ていた方。
うちのディに来ると、
つまらない、つまらない、つまらない、つまらない、
と大声で叫び、スタッフはいろいろな努力をしたけれども
その叫びはおさまらず・・・
そして、うちのディをやめた方。
だから、うちの施設に来るとは、誰も思っていなかった・・・

先日、入浴の際、このおばあさんの背中を見て驚いた。
ちょうど手の大きさぐらいの青あざがあった。
おばあさんは覚えていないそうだ。
この施設に来た理由をはっきりと見た気がした。
入所の手続きにきたお嫁さんに聞いてみたが・・・
わからない、と言って、うつむいて足早に帰っていった。

「いつ帰らせてくれるの?!え?!いつよ?!」
「いい加減にしなさいよ!帰らせてよ!」
「息子はね、私がいないとダメなのよ!!」
この施設に来てから毎日、スタッフの後を追いながら
このおばあさんは叫んでいる。
受診して、向精神薬も強いものに変わったのに
叫びは・・・まだ、とまらない。



アイス・オン・ザ・ピッツア♪

2011.12.12 09:47|実家
この土日は、実家のある福島へ行ってました。
子供の夏休みにも2泊しかできなかったし、
冬休みには行けそうもないので、
「暮れ~の元気なご挨拶~」をしに。

友人とランチもしました、ふふふふ~(*^_^*)
111210_131326.jpg
パスタとマルゲリータを平らげた後のデザート

これがおいしかった~!!
ピザ生地の上にバニラアイスとクリーム
その上からコーヒーのソース・・・
ピザはアツアツなので、早く食べないと・・・てろてろに~!!
でも、ピザ生地はもちもちで
甘さ控えめのアイスとコーヒーリキュールがばっちり。
しあわせ~
このメニューを教えてくれた友人に感謝・感謝(^_-)-☆
しかし・・40もこえると、どうして友人との話題が
身体の不調」になるのでしょう・・・ううっ・・・・

さて、実家では、久しぶりに母親と娘と3人で
古いアルバムを見て話したり
百人一首かるたで遊んだり(娘ちゃんが今学校で習っている)
親戚にあいさつしたり。
特に、秘蔵の古いアルバム!
なんと、うちには私の曽祖父の若いころの写真まであって、
それが1900年に撮影されたそうなので
つまり?!100年以上前のもの。
それを見ながら、家系図書いて説明すると娘ちゃん、興味津津。
そうだよね~
学校の歴史で習っているような事が身近に感じられるよね。
ちなみに1900年だと・・日露戦争前ですなぁ・・・

それから母親のささやかなバースディ(12月8日生まれなので)
プレゼントは・・本人の希望により、なんと
包丁(爆)
まぁ・・・よく切れる包丁は、便利だけど
誕生日プレゼントとしては・・どうよ???
私としては手袋とかマフラーとか、可愛げのあるものを思ってたのに。
まぁ、喜んでいたので、よしとしましょう。
てなわけで、のんびり~とすごしてきました。

年末行事を一つずつクリアしていってます。
あとは、小掃除と年賀状とクリスマス。
(今年はちょくちょく掃除する小掃除を積み重ねるつもり)
時間がたつのは早いからね~
動かないと!

くりぱ

2011.12.09 09:08|家族
今はクリパって言わないのかな~?

今日の夜は娘ちゃんのお友達をよんで
クリスマスパーティなんです。
と言っても、時間なくて手間をかけた料理は作れず。
チキンとポテトも予約したし
ミートソースつくってスパゆでて
ケーキは土台を買ったから子供たちが作るし。
あとはエビピラフをちょこっと作るぐらいの
手抜き手抜き・・・ははは~
子供たちにとっては、料理よりも
友達と夜まで騒げるのが嬉しいみたいです。
ビンゴゲームも用意したし、
プレゼントも300円ぐらいだけど用意して。
たったそれだけなのに~もう、娘ちゃんわくわく!!

実は、毎年12月の第2金曜日はこんな風に
子供たちのパーティをしていました。
去年までは息子の友達もゴロゴロ来て!!
食べる食べる
おにぎりを6合分、
スパゲッティ6人分、
ピザトースト3斤(6枚切り18枚)
鶏のから揚げ1キロ
ポテト1キロ
ミネストローネを大鍋二つ
作ったけれど、
どれも瞬殺
ケーキじゃダメだから・・ドーナツを30個買って来て。
でみんなでジェンガしたり人生ゲームしたり。
楽しかった~みんな、大はしゃぎで、
まだまだ子供じゃんって思ってた。

でも、今年は息子は中3で皆忙しくて。
塾とか、ね。

だから、娘ちゃん達のみの女子パーティになりました。
もしかしたら、今年でこんな風なパーティは最後かも。
娘ちゃんの友達はそれぞれ違う中学にいくようなので・・・

だから、今夜のパーティは
楽しく盛り上げますぞ~!!
張り切ってま~す、さて、準備、準備~!





こわいおばさん

2011.12.08 09:25|仕事
この三日間は忙しかった~\(◎o◎)/!
どのくらい忙しいかと言うと・・
「ひやりはっと」を二つ
「事故報告」を一つ書くほど・・・

ここで、私は愚痴りたい!!
この三つの報告書!
本来は私が書くものじゃないんだぞ~!!

二つのヒヤリハットと一つの事故がおこりました。
でも、その三つとも私は当事者じゃない!
だいたい、その場にいなかったから
よく状況がわからないって言っているのに、
この三つのの事件に関わっているスタッフに(ド新人さん)
「ヒヤリハットと事故報告書いて下さい。」と言ったら!
なんて言ったと思います~??

「私、日本語下手なんですぅ~。文章とか、ダメで~。
書き方わからないし~」

お前~日本人だろ~!!
「書き方わからないから、教えて下さい」だろ~!!
まだ20代前半だからって、
そんな言い方おばさんに通じるわけないだろう~!!

って、・・・その時、わかったんですよ、
この新人・・・この事故をうやむやにしたいんだな・・・
そうはさせるか!と事務所にその子を呼んで
きびしく事情聴取しましたよ。
うやむやにさせるもんか!
おばさんは怖いんだぞ。
「ネタは上がっているんだ、吐いちまいな~」的雰囲気で。
(かつ丼はでない)

そして書きました。
嫌みたっぷり、私の名前で。

それを印鑑もらう為に社長に出したら
社長から「次から気をつけるように」というお叱りが。
私当事者じゃないんですけど・・という事情を話したら
「そういういい訳はよくない。
先輩なんだから、指導が悪かったという事を反省するように。」

なんで~??
なんで、こうなっちゃうわけ~??

いやいや、しゃちょう、
わかりましたぜ、しっかり指導いたしますぜ。
へへへへへへ・・・

ああ、こうやって怖いおばさんは作られていくのね
と自覚した忙しい三日間でございました。



引っ越してきました

2011.12.07 09:17|雑感
別のブログより引っ越してきました。
皆様に引っ越しそばを配りたい気分ですわ(*^。^*)

いや~、いろいろ大変でした!
今後はトラブルが無いように、
十分気をつけて行きたいと思いますので
どうかよろしくお願いいたします。


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プロフィール

mira

Author:mira
パートの介護職のへタレおばさん。
そして
ちょっぴりヲタクが自慢。
私の知識の80パーセントは
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